総務課では、庁内の業務効率化やDX推進の中心的役割を担う一方で、
「AIを導入したいが、どこから手を付ければいいのか分からない」
「本格導入の前に、安全に試せる環境がほしい」
という声が増えています。
本記事では、総務課がAI導入前に“お試し環境”で何を検証できるのか、
そして自治体向けAI導入支援の副業サービスを活用するメリットを
分かりやすく紹介します。
- シナリオ2:AIチャット × ローカルLLM(gemma)── 庁内他部署からの照会にその場で回答する
- 手順 15:AIチャットタブをクリック
- 手順 16:使用できるAIモデルの一覧を開く
- 手順 17:一覧を下へスクロールしてClaude Codeを確認
- 手順 18:ローカルLLM(gemma)を選択
- 手順 19:参照する知識ファイルの欄を開く
- 手順 20:キーワードで資料を検索
- 手順 21:参照する資料を選択
- 手順 22:資料の追加を確認
- 手順 23:庁内からの照会内容を入力
- 手順 24:送信ボタンをクリック
- 手順 25:AIが回答を作成中(ローカルLLM)
- 手順 26:ローカルLLMの回答(前半)
- 手順 27:ローカルLLMの回答(中盤)
- 手順 28:回答をコピー・WordExcelで書き出す
- このシナリオの操作記録
- 入力したプロンプト全文(コピーしてお使いいただけます)
シナリオ2:AIチャット × ローカルLLM(gemma)── 庁内他部署からの照会にその場で回答する
「予定価格2,800万円の工事、指名競争入札にできますか?」「県外日帰り出張の日当と特急料金は?」「副業の申請、書類はどれでしたっけ?」――総務課の電話は、こうした照会で一日中鳴り続けます。どれも規程を見れば書いてある質問ですが、答える側は例規集を開いて条項を探し、そのたびに自分の作業が中断します。このシナリオでは、庁内限りの情報を扱うため外部送信のないローカルLLM(gemma) を選び、3件の照会を一度にまとめて処理します。
手順 15:AIチャットタブをクリック
上部タブから「AIチャット」(赤枠)をクリックします。「この工事は指名競争入札にできるか」「旅費はどう計算するか」といった庁内からの照会に答えるための調べもの、法務相談の一次整理、議会答弁の壁打ちなどをここで行います。

手順 16:使用できるAIモデルの一覧を開く
左サイドバーの「使用するAIモデル」プルダウンをクリックすると、この端末で使えるAIモデルが一覧表示されます(赤枠)。先頭には「ローカル (Ollama): …」が並びます。これは職員のPC(又は庁内サーバ)の中だけで動くAIで、入力した内容が外部へ一切送信されません。庁内限りの規程、人事情報、未公表の答弁原稿などは、このグループから選びます。※ 一覧に並ぶモデルは、その端末にインストール済みのものが自動で検出されます。

手順 17:一覧を下へスクロールしてClaude Codeを確認
一覧を下までスクロールすると、末尾に「Claude Code (定額プラン): …」が現れます(赤枠)。こちらはインターネット経由の高性能AIで、長文の読み比べ・表への整理・公用文の整文が得意です。他自治体の公表資料の調査などに使います(シナリオ3・4で使用します)。この1つのプルダウンで、庁内完結のAIとクラウドのAIを切り替えられることが本システムの要点です。扱う情報の機微さで使い分けてください。

手順 18:ローカルLLM(gemma)を選択
プルダウンにキーワード(ここでは「gemma3:4b」)を打ち込むと候補を絞り込めます。このシナリオでは庁内限りの事務Q&A集を扱うため、「ローカル (Ollama): gemma3:4b」(赤枠)を選びます。ローカルLLMは職員のPC(又は庁内サーバ)の中だけで処理が完結し、入力内容がインターネットへ出ることはありません。個人情報・非公開情報・未公表の意思決定に関する情報を扱う場合は、必ずこちらを選んでください。

手順 19:参照する知識ファイルの欄を開く
入力欄の上にある「📎 この会話で参照する知識ファイルを追加」(赤枠)をクリックして開きます。ここで資料を指定すると、AIは一般論ではなく「本市の規則ではどうなっているか」に基づいて回答します。総務課の照会対応では、この指定が事実上必須です。指定しないと、他自治体や国の一般的な基準を混ぜた回答になってしまいます。

手順 20:キーワードで資料を検索
「資料を検索(タイトル)」欄(赤枠)にキーワード(ここでは「庁内事務」)を入力すると、自分がアクセスできる資料だけが絞り込まれます。権限のない資料は最初から表示されません。

手順 21:参照する資料を選択
「追加する資料を選択」のプルダウンから、シナリオ1で登録した『庁内事務Q&A集』(赤枠)を選びます。複数の資料を同時に指定できます。例規集の抜粋・過去の決裁例・庁内通達を同時に指定すれば、それらを突き合わせた回答が得られます。

手順 22:資料の追加を確認
「1 件の資料をこの会話に追加しました。」と表示されれば準備完了です。追加した資料はこの会話の中だけで有効で、会話を切り替えると解除されます。

手順 23:庁内からの照会内容を入力
画面下部の入力欄(赤枠)に、その日届いた照会をまとめて貼り付けます。ここでは、建設課からの入札方式の照会、学校教育課からの旅費計算の照会、人事係に届いた副業(営利企業従事等)の照会の3件を、一度に投げています。「結論/根拠(Q番号と条項)/実務上の注意点/そのまま返信できる回答文」の4点を求める書き方にすると、確認と返信をまとめて片付けられます。特に「根拠の条項を示す」と指定しておくことが重要です。職員が原文を確認できるようになり、AIの回答をそのまま信じずに済みます。※ 登場する部署名・氏名は架空のダミーデータです。

手順 24:送信ボタンをクリック
入力欄の右端にある送信ボタン(赤枠)をクリックします(Enterキーでも送信できます)。

手順 25:AIが回答を作成中(ローカルLLM)
AIが登録済みのQ&A集を読み込みながら回答を作成します。ローカルLLMは職員のPCの計算資源で動くため、クラウドのAIより時間がかかります(数十秒〜数分)。そのぶん、情報が庁外へ出ることは一切ありません。

手順 26:ローカルLLMの回答(前半)
ローカルLLM(Ollama / gemma3:4b)が、登録したQ&A集の該当箇所を引きながら3件の照会に回答しました。「予定価格2,800万円の工事は指名競争入札にできるか(=5,000万円未満なので可)」のように、金額区分の当てはめまで示されます。例規集をめくって条項を探す時間がなくなり、自分のコア業務(条例改正・人事施策など)の中断が減ります。

手順 27:ローカルLLMの回答(中盤)
続きの部分です。旅費の計算(日当・特急料金・公用車を使った場合の違い)や、営利企業従事等の許可申請に必要な書類と提出期限が整理されています。根拠のQ番号と条項が併記されるため、職員は原文だけを確認すれば済みます。

手順 28:回答をコピー・WordExcelで書き出す
回答の下にある「📋 コピー」「Word」「Excel」のボタン(赤枠)から、回答をそのまま持ち出せます。庁内グループウェアの照会フォームへの返信や、Q&A集の次回改訂案への追記に使えます。「🔁 やり直し」を押せば、同じ条件で別の書き方を作り直すこともできます。

このシナリオの操作記録
• 🎬 操作動画(MP4):02_AIチャット_ローカルLLM_20260811_110747.mp4
• 🎬 操作動画(WebM/元データ):02_AIチャット_ローカルLLM_20260811_110747.webm
• 🖼 操作GIF:02_AIチャット_ローカルLLM.gif

入力したプロンプト全文(コピーしてお使いいただけます)
あなたは架空市総務課(総務係・契約法務係・人事係)のベテラン職員です。
添付の「架空市 庁内事務Q&A集(旅費・契約・服務・文書管理)兼 例規抜粋(令和8年度版)」だけを根拠として、
本日、庁内の他部署から寄せられた次の3件の照会に回答してください。
【照会1】建設課 架空 太郎 から
「予定価格2,800万円の道路改良工事を発注したい。指名競争入札にできますか。
できる場合、指名する業者は何者必要ですか。」
【照会2】学校教育課から
「職員2名で県外(片道約180キロメートル)へ日帰り出張します。特急を使います。
日当と特急料金はどう計算しますか。公用車で行った場合はどう変わりますか。」
【照会3】人事係へ 架空 花子 から
「職員から、休日に市外の学習塾で講師を務めたいと相談がありました。
必要な書類と提出期限、許可されない条件を教えてください。」
【回答の形式】
照会ごとに、次の4項目を見出しと箇条書きで整理してください。
1. 結論(できる/できない、金額、必要書類など、一言で)
2. 根拠(Q&A集のQ番号と、条例・規則・要綱の条項)
3. 実務上の注意点(見落としやすい点、添付書類、期限)
4. 照会元の課へそのまま返信できる回答文(3〜5行の丁寧な文章)
【厳守事項】
・Q&A集に記載がない事項は推測で断定せず、「Q&A集に記載がないため要確認」と明示し、
どの担当係に確認すべきかを示してください。
・金額・日数・件数は、Q&A集に書かれている数値をそのまま引用してください。
・登場する部署名・氏名はすべて架空のものです。
【地方自治体向け】一緒にAI導入支援に挑戦しませんか?


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